「日向ぼっこする 猫も親子」 種田山頭火 の句を絵にした、句画です。 以前、 マウスで山頭火の句画 を、描いたことがありますが、 山頭火の句は情景が目に浮かぶ、というかイメージが沸いて来ます。 5-7-5の定型にとらわれず、自由な句で、厳しい托鉢の旅の心情を、飾らずにつぶやくように句にしています。 とぼとぼと歩く、旅の道、ふと見ると、猫が日向ぼっこをしている。親子の猫のようだ・・。穏やかな心和むような風景でもありますが、家族離散、旅に出ることでしか生きる道のない山頭火にとっては、自己の孤独を自虐的に感じていたのかもしれません。そのような句が多くあります。「猫も・・・親子」