2020師走、今日この頃(雑感日記)

近況というか、最近思うことなど徒然なるままに・・


「平凡な日常というありがたさ」

午前中少し仕事をしてそれから探鳥散歩に出かけました。歩いていて突然ファンファーレが聞こえたので見上げると、ヨーロッパから移築したチャペルの庭で(結婚式場)新郎新婦が祝福されていました。



コロナ渦で、人が集うことの少ない今日この頃、このような風景を見るとほっとして、ほんわかした気分になりますね😀思えば、コロナに始まりコロナで終わる・・というような特異な一年です。

人が集まり、にぎやかに楽しく過ごすことが出来ず、「三密」を防ぐということは、人と人の関わりが制限され、私生活から仕事面まで社会に地球規模で多大な影響を受けました。

たとえ感染しなかったとしても、大きな制限を受け、今まで出来ていたことが出来なくなるというのは不自由さを感じます。病気になり、健康のありがたさを痛感することと同じように「平凡な日常」のありがたさを再認識する次第です。

ワクチンも出来つつあるようです。来年には終息して早く平凡な日常が戻るようになることを願うばかりです。


「食パンブーム」

職場の近くに、美味しい食パン屋さんが2軒あるのですが、つい最近またその食パン屋さん激戦区に、一つお店がオープンしたのでお試しで一斤買ってみました(¥440)


去年あたりから静かな食パンブームのようです。我が家でも元々自分でパンを焼いたりするぐらいですからパンが好きで、美味しいパン屋さんを見つけたりするのが趣味のようになってます。写真のパン(新しく出来たお店)は、クリーミーで甘みの強いパンでした。

普通の食パンより、少しお高いのだけど、ちょっと贅沢なこだわりの食パン、といったような感じが「食パンブーム」の本流でしょう。ちなみに我が家で買ってるものは、日本産小麦を使った、しっとりとしてずっしりとしたモチモチした食パンです。

日本人はパンが大好きですが、この日本人のパン好きは戦後GHQが作り出したものと言ってもいいでしょう。「アンパン」等はありましたが、日常的にご飯を食べるようにパンを食べるという文化は無かったのですが、アメリカの小麦を消費するマーケットとして、一億人(日本)はターゲットになり、GHQの指導で学校給食に採用されたりしながら日本の中でパン文化が形成されて行った、ということです。


「アンパン」の思い出

小学1年生・・九州の山の中の小さな小学校、給食施設が無かったのでお昼はみんなお弁当です。

ある日、一人の女の子がお弁当を忘れて来ました。田舎の小学校なので、みんな3キロ4キロの距離を歩いて登校するのは当たり前でその子の家も遠かったのでお弁当を取りに帰るのも容易ではありません。

見かねた担任の先生が、その子にアンパンを買ってあげました。私はそのアンパンを食べる子を見ながら「良いなぁ美味しそうだなぁ」と、子供ですからうらやましく思いました。昭和30年代それも田舎ですから、パンは贅沢な食べ物という感じだったと思います。

翌日、ちょっとした事件が起きました。お昼にお弁当を忘れた子が5~6人いたのです(笑)お分かりだと思いますが、みんなアンパンを食べたかったんですね😅

先生は、またアンパンを買ってくれましたが「明日からお弁当を忘れてもパンは買ってあげませんよ!」と宣言しました。

翌日、お弁当忘れた子はいませんでした😊


そんな・・思い出。


優しい先生(女性)でした。







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