終活は程々に・・・雑感日記

終活は程々に



『終活』という言葉が普通に使われるようになった今日この頃ですが、私自身も還暦を迎えた頃からなんとなく意識するようになりました。でもこの「終活」、意識すればする程、あんまり楽しい気分にはなりません。お墓どうしよう」とか「老後の資金」とか・・。

それで、元々いい加減な性格なのもありますが、最近は「終活なんかどうでもいいや」と思ってます。そう思うようになって「終活」について考えてみると、「終活、終活ってメディアに踊らされてるんじゃないの?」とも感じるようになりました。
戦後ベビーブーム世代(団塊の世代)が高齢化が進み、「終活」の需要は高まり「終活プランナー」などという職業まで発生して、「終活ブーム」のようになってるのが現状です。「終活」はお金になるんです、だから「終活」意欲をあおる広告やその手の情報があふれています。

人生をマラソンにたとえたりすることがありますが、マラソンはゴールの瞬間1位になるのを目指して走ります。ゴールの順位に一番価値があるので、それを目標にレースのペース配分を考えて走ります。さて、人生はどうでしょう、ゴールに一番価値があるのでしょうか?ちょっと違うと思います。人生をどう生きたか、に価値があると思います。それにマラソンはゴールの場所が42.195キロメートル先の場所と決まってますが、人生は決まってません。ゴールがあるのはわかってますが、はっきりわかりません。

だったら、よくわからないゴールのことばかり考えてないで、人生という道を走っている「今」をとりあえず愉しんだ方が良いのでは・・・なんて最近思ってます。
あんまり先のことばかり考えると、人は「取り越し苦労」とか「心配のタネ」を探すようになります。人の不安要素のほとんどが、先のことに対する「取り越し苦労」だそうです。

終活は程々で良いと思います。シニア世代はそう思って毎日過ごした方が、快適な日々が過ごせるような気がします。




味わい深い黄昏時です。




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