サッカーはなぜ面白いのか?

サッカー好きですか?好きな人は多いと思います。

面白いですよね、では何であんなに面白いんでしょう?・・・。そう唐突に問われると答えに困ると思いますが、「手を使わないからです」これが答えです。手を使えないというルールの中でドリブル突破、組織的な守り、芸術的なフリーキックなどの美しいシーンが生まれ人々を魅了します。

メッシがドリブルしてる写真を描いたのですが
似てないし、体のバランスが難しい・・



「手を使えない」という制限があるからこそ、サッカーの楽しさは生まれます。制限、つまりルールという縛りこそがスポーツを面白くしているわけです。格闘技など厳格なルールが無かったら只のケンカで命さえ危ぶまれます。スポーツの根幹にはルールという大前提があります。

また、文学の世界でも制限が文学の表現を面白くすることがあります。日本の文化として世界的に認知されている「俳句」がそれです。5・7・5、という短い語句に心情を込め凝縮し表現し芸術の域にまで付加価値を付けます。

アートの世界は自由です。自由だからこそアート、とも言えるのですが、この自由なアートの世界でも「制限」が全くなかったら、表現することに戸惑います。キャンバスという枠の制限の中で表現を追求したり、造形・映像といった、表現方法の制限があります。芸術家の頭の中は全くの自由であって良いのですが、それを表現するとなると制限がかかります。

社会に目を向けると、自由な資本主義社会と言っても、社会生活に無数の制限があるからこそ社会が円滑に回っている、という事実があります。交通規則・就業規則・法律など「制限」を上げたらきりがないぐらいです。

で、私が何が言いたいか、と申しますと「制限も悪くないね」という、只、それだけのことです。「制限」も考え方次第で楽しくもなります。

一気に話の規模が小さくなりますが、このブログを始める時にルールを作りました、「野鳥写真」と「色鉛筆画」と「雑感日記」のブログにしよう、と自分で「制限」しルールを決めました。そんなことをして面白がっている62歳の今日この頃です。







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